高齢者人口の増加と図書館の役割

もし自分が高齢になって、使える時間が沢山有ったら間違いなく図書館に通うと思います。

敬老の日の直前に総務省が毎年発表している「統計からみた我が国の高齢者」
高齢者人口は2980万人(総人口の23.3%)で過去最高

高齢者の定義は65歳以上です。そして70歳以上になると、2197万人(総人口の17.2%)。このうち、約半数が高齢難聴なので、高齢者だけでも1000万人を越える方が難聴なのです。

難聴者にとって、本を読む事になんの支障もありませんが、図書館で充実してきた映像ライブラリーにアクセス出来ないのは悲しい事です。一般の映画だけではなく、その地域しか鑑賞出来ない貴重な映像ライブラリーもあるでしょう。字幕さえあれば鑑賞出来るのに、殆どのDVDには聴覚障害者用字幕が入っていません。

高齢者の増加で図書館の利用は増えると思いますが、映像ライブラリーのバリアフリー化についても是非、視野に入れて頂きたいと思います。