字幕化事業?音声ガイドは?

「映像のバリアフリー化事業」というと、実は聴覚障害者用字幕と視覚障害者用音声ガイドの両方が必要です。

web-shake字幕という字幕配信を始めた時、ある方が「いや視覚障害者も同じ数だけいるんだよ」と聞いて初めて気がつきました。聴覚も視覚も感覚的なこと、さらにいろんな障害に分かれるため、手帳保持者イコールその数では無いことも分かりました。聴覚障害者向けには、全国で展開する情報提供施設の字幕ビデオライブラリーがあったりしますが、字幕が必要でも手帳が無いため借りられなかった話も沢山聞いています。(現在は借りられるようです)

視覚障害者用音声ガイドについては日本点字図書館さんの事業で、年間一定数のDVD用音声ガイドが作成されています。日本点字図書館さんは当NPOの賛助会員でもあり、常に情報交換しながら映画の音声ガイドの普及にも取り組んでいます。

今回の事業は予算の関係で、聴覚障害者用字幕のみとなりますが、同じ仕組みで音声ガイドに対応出来るようにしていきまたいと思います。